ライブ開発、セキュリティー、およびその他のプラグイン – 2014 年 9 月インテル® XDK リリースブログ
このお知らせは、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Live Development, Security, and More Plugins」の日本語参考訳です。
まず、7 月リリースのコルドバ* プラグインサポートに熱狂的なポジティブな評価を寄せてくださったインテル® XDK のユーザーの皆様への感謝をもって、このブログを始めさせていただきます。皆様の評価は私たちのプラグイン統合やサービス統合を通してのハイブリッド・アプリ開発の簡素化が正しい軌道に乗っていることの証かと思われます。また、プラグインサポートのテストをし、Construct 2*、インテル® XDK と Crosswalk* を使って、広告/収益化を含めた素晴らしいゲームを過去 1 カ月にパブリッシュしていただいた Scirra* Construct 2* HTML5 ゲーム開発コミュニティーの皆さんのことも忘れてはいけません。みんなありがとう!
さて、この 9 月リリースの新機能は次のとおりです。
ライブ開発の改善: 「DEVELOP」タブのサイドパネルの「LIVE DEVELOPMENT」での編集時のブラウザー内またはデバイス上でのアプリプレビュー機能を改善しました。「Run My App」 (旧「Live On-device Preview」) を使用すれば、アプリを別ウィンドウのエミュレーター上、または USB 経由で Android* 上でテストすることができます。このオプションでは、ネイティブのデバイス機能を含む完全なアプリテストの実行が可能です。「Live Layout Editing」 (旧「Live Preview」) を使用すれば、Wi-Fi 経由で Android* と iOS* デバイス上、または XDK 内の Chrome*/Firefox* ブラウザーでアプリの UI をテストすることができます。どちらのオプションも、コード編集時にリアルタイムにほど近いアプリ実行とテスティング機能を提供します。
アプリケーション・セキュリティー API: デバイス上のアプリのデータとストレージのセキュリティーを支援するための新しい API の初リリースです。それは、コルドバ* プラグインの形式で JavaScript API とミドルウェアを使って HTML5 開発者のためのセキュリティー・サービスを提供するものです。使用中のデータ用の「セキュアデータ」と保存中のデータ用の「セキュアストレージ」が提供されます。ミドルウェアは、ストレージエレメントとデータアクセスの機密性と完全性を保護するものです。セキュアデータとストレージは、トランスポート、アイデンティティー、入力および出力といった分野での将来的な機能改善や拡張の基盤となります。
デバイス上テスト実行アプリ「App Preview」がアプリ自体と同じコルドバ* 3.x ランタイムを使用するようにしました。また、まだ非コルドバ* のコンテナー/ランタイムを使用している方々が、コルドバ* に移行しながらアプリのテストを継続できるように、アプリストアに新しいデバイス上テストアプリ「App Preview Legacy」を提出しました。コルドバ* の導入によってレガシーコンテナーは非推奨されておりますが、「App Preview Legacy」を使いながらじっくり時間をかけての移行が可能になります。
プロジェクト設定ページのコルドバ* プラグインの UI に、インテル® XDK により良く統合され、インテル® XDK を使用してテストされたプラグインを表示する「Featured & Custom Cordova Plugins」リストを追加し改善しました。現在、リストに載っているプラグインは 2 つです。1 つ目は上記のアプリケーション・セキュリティー API、2 つ目は Dolby Audio* の皆さんが開発された、モバイルデバイスに素晴らしいオーディオ品質を提供するプラグインです。こちらがドルビーオーディオ API の情報 (英語) へのリンクです。
サービスの UI を更新: 編集中または App Designer 使用中に使用が可能なように旧「SERVICE」タブの内容が「DEVELOP」タブのサイドパネルに移動しました。
最後に、広告とマネタイズのサンプルが新しく追加されました。
そしてもちろん、多くのバグ修正。詳細は当社のリリースノート (英語) へのリンクでご覧ください。
いつものように、皆さんのフィードバックをお待ちしています。