インテル® Integrated Native Developer Experience (インテル® INDE) – FAQ

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この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Intel® Integrated Native Developer Experience (Intel® INDE) – Frequently Asked Questions」の日本語参考訳です。


目次

  1. インテル® INDE とは
  2. インテル® INDE の主な機能
  3. インテル® INDE の入手方法
  4. インテル® INDE のハードウェアおよびソフトウェア要件
  5. インテル® INDE のツールのライセンス取得方法
  6. インテル® INDE とツールのアップデートの入手方法
  7. インテル® INDE で利用可能なツール
  8. インテル® INDE のツールを利用した開発でサポートされるターゲットデバイス
  9. インテル® INDE に関するご意見やご要望について
  10. インターネット接続の必要性

インテル® INDE とは
インテル® INDE は、Android* デバイス向けのハイパフォーマンスな C++/Java* アプリケーションの開発に必要なツール、サポート、統合、アップデートを提供するベータ版のクロスプラットフォーム開発スイートです。作成したアプリケーションは、ARM* ベースのデバイスでも動作しますが、インテル® アーキテクチャー・ベースのデバイスで最も効率良く動作します。インテル® INDE の最初のリリースでは、Android* ターゲット向けの各開発ステップと Microsoft* Windows* ターゲット向けの一部の開発ステップを支援するツールの提供に力を入れています。その他のサポートは、今後追加される予定です。

インテル® INDE の主な機能
インテル® INDE は、環境のセットアップ、コード作成、コンパイル、デバッグ、解析に必要なツール、ライブラリー、サンプルを提供することで、開発期間を短縮します。さらに、ツールは一般的な IDE に統合されるため迅速にコードを作成し、最新のツールおよびテクノロジーへの自動アップデートにより将来にも対応できます。インテル® INDE は、64 ビットの Microsoft* Windows* 7 ~ 8.1 ホストシステムと、ARM* およびインテル® アーキテクチャー・ベースの Android* 4.3 以降のデバイス、インテル® アーキテクチャー・ベースの Microsoft* Windows* 7 ~ 8.1 デバイスをサポートします。インテル® INDE は、早期アクセスのベータ版として intel.com/software/INDE (英語) から無料で利用できます。

本リリースでサポートされている主な機能は次のとおりです。

  • 迅速な開発: Eclipse* と vs-android などの一般的な IDE へのツールの統合
  • 使い易さ: Android* アプリケーションのビルド、コンパイル、解析、デバッグを支援する C++/Java* ネイティブツールとサンプル
  • 将来にも対応: 最新のツールおよびテクノロジーへ自動アップデート

インテル® INDE の入手方法
インテル® INDE の無料ベータ版は、www.intel.com/software/INDE (英語) からダウンロードできます。

インテル® INDE のハードウェアおよびソフトウェア要件
インテル® INDE は、64 ビットの Microsoft* Windows* 7 ~ 8.1 ホストシステムで動作します。インテル® Hardware Accelerated Execution Manager (インテル® HAXM) を実行するには、システムの BIOS でインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (インテル® VT) が有効でなければいけません。インテル® HAXM は、インテル® INDE の Environment Setup コンポーネントでインストールするかどうかを選択できます。

システム要件

  • 64 ビットの Microsoft* Windows* 7 以降
  • 4GB RAM
  • 6GB のディスク空き容量

インテル® INDE のツールのライセンス取得方法
インテル® INDE は、ツールのインストール時に、選択されたすべてのツールのライセンスをユーザーに表示し、同意を求めます。

インテル® INDE とツールのアップデートの入手方法
インテル® INDE は、定期的にソフトウェア・アップデートの有無をチェックします。アップデートがあると、アップデートのインストールを促す通知が表示されます。

インテル® INDE で利用可能なツール
インテル® INDE では、次のようなインテルおよびサードパーティーのツールをインストールするかどうかを選択できます。

インテルのツール

  • インテル® INDE Media Pack Android* 向け
  • インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック
  • Compute Code Builder (ベータ版)
  • インテル® C++ コンパイラー Android* 向け
  • インテル® グラフィックス・パフォーマンス・アナライザー (インテル® GPA) のシステム・アナライザー
  • インテル® GPA のプラットフォーム・アナライザー
  • インテル® GPA のフレーム・アナライザー
  • インテル® Frame Debugger (ベータ版)
  • インテル® Hardware Accelerated Execution Manager (インテル® HAXM) – Environment Setup のコンポーネント

サードパーティーのツール

  • Google* Android* SDK – Environment Setup のコンポーネント
  • Android* NDK – Environment Setup のコンポーネント
  • Android* Design – Environment Setup のコンポーネント
  • Apache Ant* – Environment Setup のコンポーネント
  • Microsoft* Visual Studio* 用の vs-android プラグイン – Environment Setup のコンポーネント

インテル® INDE のツールによる開発でサポートされるターゲットデバイス
アナライザーとインテル® Frame Debugger は Android* 4.4 以降、その他のツールはすべて Android* 4.3 以降のターゲット向けの開発をサポートしています。アナライザー、Compute Code Builder、スレッド化ツールは、インテル® アーキテクチャー・ベースの Microsoft* Windows* 7 ~ 8.1 クライアントもサポートしています。

インテル® INDE に関するご意見やご要望について
今後の製品改善に活かすため、ご意見やご要望を インテル® INDE フォーラム (英語) までお寄せください。

インターネット接続の必要性
インテル® INDE とそのコンポーネントである各種ツールをインストールするには、インターネット接続が必要です。インストール後、ツールを使用するにはインターネット接続は不要ですが、アップデートと通知のチェックには必要です。


1インテル® バーチャライゼーション・テクノロジーを利用するには、同テクノロジーに対応したインテル® プロセッサー、BIOS、仮想マシンモニター (VMM) を搭載したコンピューター・システムが必要です。機能性、性能もしくはその他のバーチャライゼーション・テクノロジーの特長は、ご使用のハードウェアやソフトウェアの構成によって異なります。ご利用になる OS によっては、ソフトウェア・アプリケーションとの互換性がない場合があります。各 PC メーカーにお問い合わせください。詳細については、http://www.intel.com/content/www/jp/ja/virtualization/virtualization-technology/hardware-assist-virtualization-technology.html を参照してください。

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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