インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X*

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2015年 4月 28日を以って、本製品の販売は終息しました。

インテル® INDE Build Edition for OS X* の全機能は、インテル® INDE Ultimate Edition 2015 Update 2 以降で提供されます。

インテル® INDE Build Edition for OS X*: Objective-C* と C/C++ で開発されている OS X* アプリケーションのパフォーマンスを改善

インテル® C++、インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック、そしてインテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブは、OS X* アプリケーション開発者に卓越したパフォーマンス資産をもたらします。

このページは、インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に関する記事や参考資料へのリンクをまとめています。https://software.intel.com/en-us/inde/build-edition-for-osx で公開されている参考訳をもとにしています。

概要

OS X* アプリケーションのパフォーマンスを改善

  • C/C++ をサポートする新しい clang* ベースのコンパイラーは、Objective-C と互換性があります。
  • 多くのケースで再コンパイルするだけでパフォーマンスを向上できます。
  • インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB) は、並列処理を簡素化します。
  • インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP) は、オーディオ、ビデオ、そしてグラフィックス処理に利用できます。
  • Xcode* との互換性。
  • 複数のアーキテクチャー向けの GNU C++ との互換性。
  • 簡単で高速なダウンロードとインストール。

インテル® C++ Performance Indicators

インテル® i74650 (Haswell) プロセッサー, 1.7 GHz, デュアルコア, 4MB キャッシュ, ハイパースレッディング有効, OS X* 10.9, 2GB RAM の MacBook* Air* 上のパフォーマンス詳細については、http://www.intel.com/performance をご覧ください。

サポート


製品

  • 製品概要 (https://software.intel.com/sites/default/files/managed/2c/c3/Intel_INDE_2015_Build_Edition_OS_X_Product_Brief_8-20-2014.pdf)

関連製品

サポートフォーラム

よくある問い合わせ

  1. インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* とは?
  2. インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* とインテル® Integrated Native Developer Experience 2015 Build Edition for OS X* は、同じものですか?
  3. なぜ開発者は OS X* 向けのインテル® C++ コンパイラーを利用すべきなのですか?
  4. 主な機能はなんですか?開発者にとって利点はなんですか?
  5. このリリースの新機能は?
  6. インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に含まれる C++ コンパイラーは、インテル® Parallel Studio XE 2015 製品のコンパイラーと同じ機能を持っていますか?
  7. なぜインテル® C/C++ コンパイラーを使用するべきなのですか? なぜ Objective-C* だけを使用しないのですか?
  8. どのような開発ホストシステムを利用できますか? Windows* システム上でコンパイラーを利用できますか?
  9. システム・ハードウェアとソフトウェアの要件はなんですか?
  10. インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* を入手するにはどうすればいいですか?
  11. さらに詳しい情報はどこにありますか ?

インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* とは?
このツールは、Apple* の Mac* 用アプリケーションを OS X* ベースで開発を行っている開発者向けのコンパイラーとライブラリーです。OS X* 版のインテル® C++ コンパイラー、インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB)、そしてインテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP) が含まれます。これは、3 つのコンポーネントの新しいパッケージです。Apple* Objective-C コンパイラーの C/C++ 機能と互換性を維持するように設計されたコンパイラーは、clang/LLVM として知られるコンパイラー技術に基づいています。 多くの開発者は、これが開発者にとってどのような意味があるか知っていますが、重要な事はインテル® コンパイラーは互換性を維持するために同じ clang テクノロジーを採用していることです。
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インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* とインテル® Integrated Native Developer Experience 2015 Build Edition for OS X* は、同じものですか?
はい。インテル® INDE (“インディー” と読みます)は、インテル® Integrated Native Developer Experience の省略形です。日本語の製品名はインテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* ですが、英語の正式名称は Intel® Integrated Native Developer Experience 2015 Build Edition for OS X* です。
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なぜ開発者は OS X* 向けのインテル® C++ コンパイラーを利用すべきなのですか?
Mac*/OS X* ベースのアプリケーションで C もしくは C++ で記述されているパフォーマンス依存のコードがあり、そのコードが Objective-C からファイルやモジュールとして分離されていれば、パフォーマンス改善のためインテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に含まれるインテル® C++ コンパイラーを試すことをお勧めします。
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主な機能はなんですか?開発者にとって利点はなんですか?
開発者にとっての利点は、再コンパイルによってコンパイラーによる優れたアプリケーションのパフォーマンスを得られるだけでなく、インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に含まれる 3 つのコンポーネントすべてで利用可能な革新的な並列処理とベクトル化機能を使用することでも得られます。
コンパイラーは、Objective-C の C/C++ 機能と互換性があります。アプリケーションの C/C++ コードが Objective-C コードから分離するように構成されている場合、開発者は C/C++ コードにインテル® C++コンパイラーを使用することができます。残りのビルドには Objective-C を使用します。これはソースコードの互換性機能により実現できます。もう一つの互換性機能は、開発者が慣れ親しんだ Xcode IDE を利用できることです。IDE の使い慣れたツールはそのまま利用できます。開発環境の互換性は、プログラマーの高い生産性を維持するにはとても重要です。

また、コンパイラーは、インテル® Core™ i3、i5、そして i7 プロセッサーなどのマルチコア・プロセッサーの利点を活用する高速化とコード開発を容易にする並列化のキーワードとベクトル化機能の集合であるインテル® Cilk™ Plus をサポートしています。

インテル® TBB は、STL のようなライブラリーで、移植性と並列化への簡単なアプローチを提供します。そして、インテル® IPP は、マルチメディア、信号およびデータ処理向けの各種分野固有のパフォーマンス指向のライブラリーを用意しています。

各ライセンスには、インテルから直接サポートを受けられるプレミアサポートが含まれています。また、インテルでは本製品に含まれるインテル® C++ コンパイラー Android* 向けのサポートをフォーラムベースで提供しています。インテル® C++ ユーザーのアクティブな開発者コミュニティーは、オープンに解放されており、世界中のインテル C++ のエキスパートによってモニターされ、オンライン・サポートと対話が提供されています。まとめると: パフォーマンス、互換性、そしてサポート。
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このリリースの新機能は?
インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に含まれるインテル® C++ コンパイラーの主要機能は、Apple* Objective-C コンパイラーの C/C++ 機能と互換性を維持する技術に基づいていることです。
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インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* に含まれる C++ コンパイラーは、インテル® Parallel Studio XE 2015 製品のコンパイラーと同じ機能を持っていますか?
いいえ。インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* で提供されるインテル® C++ コンパイラーは、C++ と Objective-C を使用する OS X* 向けのクライアント・アプリケーションの開発者のためのものです。これは、Apple* の Objective-C コンパイラーのように、clang フロントエンドを使用しています。インテル® Parallel Studio XE 2015 に含まれるコンパイラーは、インテルが長年採用してきたフロントエンドを使用し、ハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC) アプリケーションを開発する技術者を対象としています。インテル® Parallel Studio XE 製品のインテル® C++ コンパイラーを利用してきた開発者は、引き続きこれらの製品をご利用いただく必要があります。C++ と Objective-C を使用する Mac クライアント・アプリケーションとの互換性に興味がある開発者は、インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* をご利用ください。
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なぜインテル® C/C++ コンパイラーを使用するべきなのですか? なぜ Objective-C* だけを使用しないのですか?
簡単に答えると、それはパフォーマンスのためです。パフォーマンス向上は、単に再コンパイルするだけで得られるかもしれません。しかし、インテル® C++ コンパイラーは、簡単なキーワードで並列化を実装できるだけでなく、近年のインテル® プロセッサーの拡張されたベクトル機能を効率良く利用できる生産的なベクトル化機能を備えるインテル® Cilk™ Plus を備えています。どちらも、開発者の生産性を維持しながら、より高いパフォーマンスを提供できます。インテル® TBB とインテル® IPP は、アプリケーションの並列化によるパフォーマンスの向上を実現するため、すぐに利用できる、すでに並列化されたライブラリーを提供します。
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どのような開発ホストシステムを利用できますか? Windows* システム上でコンパイラーを利用できますか?
インテルベースの Mac* 開発システムと Xcode* を継続して利用してください。この製品は、Mac* ベースの OS X* でのみ利用でき、Windows* 上では使用できません。
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システム・ハードウェアとソフトウェアの要件はなんですか?
システム動作環境

  1. 64 ビット・インテル® プロセッサー・ベースの Apple* Mac* システムのホスト (32 ビットの開発もサポートされます)
  2. 最小 RAM 2GB (4GB 推奨)
  3. 3GB のディスクスペース
  4. 次の OS X* と Xcode* そして Xcode* SDK の組み合わせの 1 つが必要です:
    OS X* 10.9 と Xcode* 5.0 もしくは 5.1
  5. コマンドライン環境で開発する場合、Xcode* のコマンドライン・ツールが必要です。
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インテル® INDE 2015 Build Edition for OS X* を入手するにはどうすればいいですか?
開発者の皆さんは、こちらから無料の評価版 (30 日間) をダウンロードするか、こちらからライセンスを購入いただけます。評価版のダウンロードでは、ジャンプ先の画面で「製品名」に「インテル INDE」を選択してください。ライセンスの価格は、¥78,000 です。
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さらに詳しい情報はどこにありますか?
インテル® Integrated Native Developer Experience 2015 Build Edition for OS X* ウェブページ (https://software.intel.com/en-us/inde/build-edition-for-osx (英語)) で、さらに詳しい情報を入手できます。
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コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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