インテル® TBB

ようこそ!! このサポートページでは、トレーニング、ドキュメント、よくある問い合わせ、サンプルコードなどを含む豊富なサポートリソースを提供します。このライブラリーは、いくつかのソフトウェア開発スイートに含まれるコンポーネントです。情報の多くは一般的ですが、特定のトピックもカバーされています。

インテル® ソフトウェア開発製品には年間の技術サポートが含まれています。技術サポートを利用するためには、製品をご購入いただいた後、製品登録およびユーザー登録が必要です。製品を登録されると、無料のソフトウェア・アップデートと 1 年間のサポートが提供されます。サポートサービスでアップデート・サービスとサポートを延長できます。

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学ぶ:

• トレーニング – さまざまなレベルの導入ガイド、ビデオ、チュートリアル、オンライン・トレーニングおよび技術記事から学習できます。
• ドキュメント – ユーザーおよびリファレンス・マニュアル、新機能、リリースノート。
• FAQ – 製品に関するよくある問い合わせの質疑応答集
• サンプルコード – 製品に含まれるそれぞれのツールの機能に関する実際のサンプルコードから学ぶことができます。

サポートが必要な場合:

• コミュニティーに問い合わせ

  Forums (英語) からほかのユーザーやエキスパートに問い合わせできます。

• インテル社の製品サポートに英語で問い合わせ

  インテル® プレミアサポート (英語) ではインテル社のサポートチームにお問い合わせいただけます。最初に製品登録を行ってください。

• エクセルソフト社の技術サポートに日本語で問い合わせ

  ユーザー登録完了後、技術サポート受付フォームよりお問い合わせください。

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導入ビデオ

• インテル® TBB の紹介 (英語): このビデオでは、インテル® TBB を紹介し、導入方法を示すサンプルを示します。
• インテル® TBB 1 分での機能紹介ビデオ (英語): 4 本のビデオで、concurrent_queue と concurrent_vector containers、parallel_for アルゴリズムと malloc_proxy ライブラリーなどインテル® TBB の最も有効な機能を紹介します。これらの機能を利用することで、C++ 開発者はマルチコア・アーキテクチャーの利点を生かし、マルチスレッド化されたアプリケーションのパフォーマンスを大幅に改善できます。
• インテル® TBB のフローグラフの紹介 (英語): このビデオでは、インテル® TBB のフローグラフ機能を紹介し、導入方法を示すサンプルを示します。フローグラフ機能は、並列リアクティブおよびストリーミング・アプリケーション向けに柔軟性のある有効な API を提供します。

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導入ガイド

インテル® Parallel Studio XE 製品の導入ガイドは、製品のインストール時に以下のディレクトリーに格納されます。

• [install-dir]\documentation\en\tbb\common\get_started.html

インテル® INDE 導入ガイド:

• インテル® INDE 2015: インテル® TBB 入門 (英語)

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詳しいビデオ

• Flow Graph Designer の紹介 (英語): このビデオでは、Flow Graph Designer ツールについて紹介します。この GUI ベースのツールは、ストリーミングやデータフロー型アプリケーションの作成、修正および解析に利用できます。また、このツールは、インテル® TBB のフローグラフ・クラスを使用して、インテル® TBB 対応の C++ ソースを自動生成することができます。
• Flow Graph Designer – パフォーマンス解析 (英語): このビデオでは、Flow Graph Designer で利用できるさまざまなパフォーマンス解析機能を説明します。これには、パフォーマンス解析に関連するタイムライン・チャートと GUI オプションが含まれています。次に、GUI を使用して一般的なパフォーマンスの問題を段階的に特定する方法を説明し、そのいくつかの解決方法を述べます。
• インテル® TBB によるゲーム・アーキテクチャーの最適化 (英語): インテル社のシニア・ソフトウェア・エンジニアである Brad Werth が、GDC でゲーム開発者向けに示した、クロスプラットフォーム・ライブラリーであるインテル® TBB でゲームのパフォーマンスを改善する手法を紹介します。

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チュートリアル

以下のチュートリアルで、インテル® TBB の使い方を習得することができます。チュートリアルでは、アプリケーションに適用できる、エンドツーエンドのワークフローを説明します。

• Android* チュートリアル: インテル® TBB を使用してマルチスレッド・アプリケーションを記述する (英語): このチュートリアルでは、インテル® TBB を使用した Android* 向けのマルチスレッド・アプリケーションの開発方法を紹介します。
• Windows* チュートリアル: インテル® TBB を使用して Windows* ストア向けのマルチスレッド・アプリケーションを記述する (英語): このチュートリアルでは、インテル® TBB を使用した Windows* ストア向けのマルチスレッド・アプリケーションの開発方法を紹介します。

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オンライン・トレーニング

• インテル® TBB を使用して、並列リアクティブおよびストリーミング・アプリケーションを作成 (英語 60 分)
• インテル® TBB によるフローグラフ (英語 60 分)

無料の技術ウェビナー

新しいバージョンのインテル® ソフトウェア開発ツールを使用して、皆さんのソフトウェアが最新のプロセッサー技術を活用する方法を紹介するオンライン・トレーニング・シリーズに参加してください。

ユーザーズガイド

• インテル® TBB ドキュメント (英語)

新機能とリリースノート

ライブラリーのソフトウェア要件、サポートされる OS 情報、新機能、そして既知の問題などが含まれます。

• インテル® TBB リリースノート (英語)

ドキュメントをブラウズ (英語)

以前のバージョンや日本語ドキュメントについては、こちらをご覧ください。

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ソフトウェア EULA (英語)

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よくある問い合わせ

1. 並列性とは?

   例えば、コース料理を 1 口のレンジで調理する場合、1 度に調理できるのはコースのうち 1 品だけです。 4 口のレンジがあれば、4 品を一度に調理でき、すべて同時にテーブルに並べることができます。ソフトウェアにおける並列処理も同様です。並列処理を実装するにはいくつかの手法がありますが、スレッド化はその 1 つです。アイディアとしては、マルチコア構成の異なるプロセッサーコア上で、アプリケーションを同時に実行できるようにプログラムを分割することです。その結果、アプリケーションの結果を生成するため、アプリケーションの一部分がすべて同時に動作します。

   タスクベースの並列処理は、複数のワークアイテム (タスク) を同時に実行するメカニズムです。

2. スレッド化とは?

   スレッド化は並列処理の王道です。これは、マルチプロセッサーまたはマルチコアを備えたコンピューター上で、同時に実行できるコード領域にアプリケーションを分割するため、ソフトウェア開発者によって利用される技術です。スレッド化されたアプリケーションは、オペレーティング・システムの管理下で、マルチコアとシングルコアのコンピューターの両方で実行できます。

3. インテル® TBB の評価版はどこで入手できますか?

   30 日間利用可能な評価版は、こちらで入手できます。評価用ライセンスをリクエストした後、インテル® プレミアサポート (英語) のアカウントを作成すると、評価期間中にインテル® プレミアサポートの無料サポートを受けることができます。詳細は Windows*、Linux*、OS X* クリックしてください。

4. なぜ C++ はインテル® TBB を必要とするのですか?

   C++ は、ほかの一般的な言語と同様に並列処理を表現するように設計されていません。幸いなことに、C++ はテンプレートにより拡張できます。開発者は、新しいコードをあまり追加することなくスケーラブルなパフォーマンスを得ることができる OpenMP* コンセプトを好んでいましたが、C++ のオブジェクト指向/テンプレートベースのプログラミング・スタイルにより連携したものを必要としていました。開発者は、私たちに並列コンテナーやアルゴリムのようなものを求めていました。それには、テンプレートが最も適していました。”ジェネリック・プログラミング” のスタイルは STL で導入され、パフォーマンスを犠牲にすることなくコンポーネントを容易に構成できます。これは私たちに多くのことを教えてくれました。私たちは、STL が C++ を拡張するのと同様の手法で C++ を拡張することにしました。

   抽象化は、開発者にとって重要です。OS が提供するネイティブスレッドを使用して、明示的にスレッドをプログラミングするのは、並列化におけるアセンブリー言語のように複雑です。インテル® TBB は、多くの理由から抽象化を実装しています。ネイティブスレッドによる並列処理は、間違いを起こしやすく、退屈で、移植性がありません。また、高レベルのスケーラビリティーをプログラムすることは困難であるため、それほどスケーラブルではありません。

5. ランタイムのコストやライブラリーのロイヤルティーは必要ですか?

   ランタイムのコストやロイヤルティーは必要ありません。

6. インテル® TBB のセマンティクスを解釈できる解析ツールはありますか?

   はい。インテル® TBB によって並列化されたアプリケーションは、インテル® VTune™ Amplifier XE、インテル® Inspector XE、インテル® Advisor XE で解析できます。これらの製品は、インテル® Parallel Studio XE スイートに含まれており、並列性によるパフォーマンス向上の可能性があるコード領域を特定するのに役立ちます。

7. インテル® TBB の使い方を解説する開発者向けの書籍はありますか?

   はい。『Multithreading for Visual Effects (ビジュアルエフェクト向けのマルチスレッド化)』は、ドリームワークス・アニメーション社、ピクサー社、サイドエフェクツ社、AMD 社のエンジニアとインテルのエンジニアが、2013 年の Siggraph 向けに作成した「ビジュアル・エフェクトにおけるマルチスレッド化」のコースに基づいて共著されました。本書の内容は充実し、コース資料もアップデートされています。

   James Reinders 著『Intel Threading Building Blocks (インテル スレッディング・ビルディング・ブロック – マルチコア時代の C++ 並列プログラミング)』は、オライリー・メディア社から出版されました。ダウンロードで入手できるリソースは、チュートリアル、サンプルコード、などのドキュメントを含んでいます。この書籍は日本語版も出版されています。

8. オープンソース版と商用版の違いは何ですか?

   現在オープンソース版と商用版で機能的な違いはありません。どちらも 1 つのソースベースで保守されており、同じソースベースからビルドされています。オープンソース版と商用版の違いは、サポートレベルだけです。

   インテル® TBB の商用版は、追加のサポートが必要であるか、ランタイム時のライセンスを除くオープンソース GNU* 一般公衆利用許諾 v2.0 に従うことが困難な Windows*、Linux* および OS X* 向けの開発者に提供されています。製品を購入すると、インテル® レジストレーション・センターでの 1 年間の製品アップデートとインテル® プレミアサポートからの技術サポートを受けることができます。インテル® プレミアサポートでは、インテルの技術者へ問い合わせをすることができます。インテル® プレミアサポートに加え、ユーザーフォーラム、技術ノート、アプリケーション・ノート、およびドキュメントが提供されます。

   オープンソース版のサポートは、threadingbuildingblocks.org (英語) でユーザーフォーラム、ドキュメント、追加のリソースが提供されます。

9. インテル® TBB オープンソース版に関する詳しい情報はどこで入手できますか?

   インテル® TBB のソースコード、ドキュメント、ユーザーフォーラム、ブログ、記事、ホワイトペーパー、およびサポートについては、threadingbuildingblocks.org (英語) をご覧ください。

サンプルコードは製品とともにインストールされます。

製品に付属のサンプル

• インテル® Parallel Studio XE
  • Linux*: [install-dir]/compilers_and_libraries/linux/tbb/examples
  • OS X*: [install-dir]/compilers_and_libraries/linux/tbb/examples
  • Windows*: [install-dir]\compilers_and_libraries\windows\tbb\examples
• インテル® INDE
  • Windows* ターゲット: [install-dir]\tbb\examples
  • OS X* ターゲット: [install-dir]/tbb/examples
• インテル® System Studio
  • Linux*: [install-dir]/tbb/examples
  • Windows*: [install-dir]\tbb\examples