インテル® C++ コンパイラー Standard Edition for Embedded System with Bi-Endian Technology

ビッグエンディアン・コンピューター・システムからインテル® アーキテクチャー・ベースのコンピューター・システムへアプリケーションを移行

  • ビッグエンディアンとリトルエンディアン・アーキテクチャーの両方に、1 つのコードベースを使用
  • 標準のインテル® コンパイラーが提供する高い最適化機能

 

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概要

インテル® Bi-Endian C++ コンパイラーは、ビッグエンディアン・コンピューター・システムからインテル® アーキテクチャー・ベースのコンピューター・システムへアプリケーションを移行したい開発者向けの生産性ツールです。

  • 素早く評価、素早く利益を得る、もしくは素早く現代のインテル® アーキテクチャー・ベースのソリューションを組織的に活用
  • ビックエンディアン・ソフトウェアとの依存関係によるレガシー・プラットフォームの束縛を解消
  • 優れたアプリケーション・パフォーマンスを提供

開発者の生産性を向上し、アプリケーションのパフォーマンスを高めます。インテル® Bi-Endian コンパイラーをお試しください。

詳細

インテル® Bi-Endian コンパイラーのパフォーマンス機能

  • プロシージャー間の最適化 (IPO)
  • プロファイルに基づく最適化 (PGO)
  • インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、インテル® SSE 4.x、インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション (インテル® AVX)、インテル® AVX2、インテル® AVX-512 を完全にサポート
  • 自動ベクトライザー
  • インテル® プロセッサーの各世代のランタイムサポート: プロセッサー・ディスパッチ
  • ISO および ANSI C/C++ 互換
  • 大部分の GCC 言語拡張を含む GCC とのソース及びバイナリー互換

エンディアンの移行とサポートされる機能

  • ビックエンディアン・システム向けに開発された C/C++ アプリケーションの IA-32 とインテル® 64 両方のインテル® アーキテクチャーへの移行と評価をスピードアップ。
  • 必要最低限のコード変更で、ビックエンディアン・アーキテクチャーからの移行時間を短縮。書き直す必要はありません。
  • 制限されたまたは老朽化したコンピューター・ハードウェアから開発者を開放し、ビックエンディアン・ソフトウェアの依存関係を解決します。
  • 1 つのコードベースでビックエンディアンおよびリトルエンディアン・アーキテクチャーをサポートします。長年にわたって複数のアーキテクチャーをサポートする必要があるプロジェクトでは特に重要です。

前提条件

  • インテル® Bi-Endian C++ コンパイラーは、Linux* ホスト上でインテル® アーキテクチャー・ベースのシステム向けの実行形式ファイルを作成するコマンドライン・ベースのコンパイラーです。
  • 開発者システムの基本ハードウェア要件: インテル® SSE2 以降をサポートする IA-32 またはインテル® 64 アーキテクチャーベースのプロセッサーを搭載する PC。基本的にインテル® Pentium® 4 プロセッサー以降または互換プロセッサー。
  • 開発者システムの基本ソフトウェア要件: 以下のいずれかのオペレーティング・システムを搭載する開発システム:
    • Fedora* 17
    • Red Hat* Enterprise Linux* 5、6
    • SUSE LINUX Enterprise Server* 10、11 SP2
    • Ubuntu* 11.10、12.04
    • Debian* 6.0
    • インテル® Cluster Ready
    • Pardus* 2011.2 (x64 のみ)

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コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。